前回のプログラミング体験ゲーム「アルゴロジック」のアルゴロジック1のジュニア問題「組み合わせ」の解答編に続き、今回は、アルゴロジック1 ジュニア問題の「回転」の5問について、解答に加えクリアするための考え方を解説します。
ルールがまだよくわからないという方はルール解説編をご一読ください。
また、各問題に解答例を記載しますが、ここでの解答例は公式サイトの解答例を記載します。
「回転」の各問題の解答と考え方
ロボットを動かす矢印ブロックは、「↓」(下向き)が無いため、今までは下から上に向かって旗を取ってきました。
ここからは、下に向かっての動きが必要になってきます。
その時に必要となるのが「回転ブロック」です。
回転ブロック
回転ブロックは、クリックする毎に45°ずつ中の▲が時計回りに変える向きを指定できます。
ここではこの回転ブロックを使ってロボットの向きを変えることを体験します。
11 さかさまのコップ
画像引用:JEITA
まっすぐ進んでから横に進むまでは、これまでと同じです。
右上の角まで来たら、そこから下に向かって行くために回転ブロックを使って、ロボットの向きを下向きにします。
ここから下に向かって4マス進みたいのですが、ここでミソとなってくるのが、矢印ブロックの方向です。
矢印ブロックは、ロボットの目線から見た方向となりますので、最後は「↑4」とすることで、ロボット目線ではまっすぐ4マス(我々が俯瞰で見ると下に向かって4マス)進んでクリアすることができます。
解答例
画像引用:JEITA
①まっすぐ4マス移動します
②右に4マス移動します
③回転ブロックでロボットを180°回転します
④まっすぐ4マス移動します
12 右に回転
画像引用:JEITA
4マス進んだ後の方向転換は回転ブロックを使います。
3回クリックして135°ロボットの向きを変え、旗に向かってまっすぐ移動します。
矢印ブロックは、ロボット目線であるという事に注意して配置しましょう。
解答例
画像引用:JEITA
①まっすぐ4マス移動します
②回転ブロックでロボットを135°回転します
③まっすぐ4マス移動します
13 ?
画像引用:JEITA
曲がり角の度に回転ブロックで向きを変えて進んでも良いですが、なるべく少ないブロックで済むよう意識してみましょう。
左上の角まではロボットの向きを変えずに進め、最後の角でロボットの向きを変えます。
解答例
画像引用:JEITA
①まっすぐ2マス移動します
②右に2マス移動します
③まっすぐ3マス移動します
④左に4マス移動します
⑤回転ブロックでロボットを180°回転します
⑥まっすぐ1マス移動します
14 C
画像引用:JEITA
ここでもロボットを複数回方向転換させてクリアすることもできます。
この面は回転する方向を工夫することで1回の方向転換でクリアすることが可能です。
解答例
画像引用:JEITA
①まっすぐ1マス移動します
②左に2マス移動します
③回転ブロックでロボットを90°回転します
④右に4マス移動します
⑤まっすぐ2マス移動します
⑥左に1マス移動します
15 城門
画像引用:JEITA
ここも、曲がり角の都度ななめに回転させてもクリアできますが、ななめ移動を利用して方向転換を少なくしてクリアしてみましょう。
解答例
画像引用:JEITA
①まっすぐ3マス移動します
②まっすぐ2マス+右2マスを組み合わせななめに移動します
③回転ブロックでロボットを180°回転します
④まっすぐ2マス+左2マスを組み合わせななめに移動します
⑤まっすぐ3マス移動します
アルゴロジック1 ジュニア問題「回転」まとめ
いかがでしたでしょうか。回転ブロックを使用すると色々な解答パターンでクリアできるようになります。
回転する向きによって、次の矢印ブロックが「まっすぐ」なのか「横」なのかが変わってきます。
このあたりから頭がこんがらがってきますが、頑張って進めてみましょう。
アルゴロジックはクリアすると問題一覧に「〇」が付きます。なるべく少ないブロックでクリアできると「◎」が付きます。
答えは一つではないので、「〇」でも十分ですが、全て「◎」のパーフェクトクリアを目指してみてはいかがでしょうか。
次回は【アルゴロジック1】解答編 ジュニア問題その4「繰り返し」を解説します。
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